OBSのテキストソースで現在時刻を表示する方法

テキストソースを使うメリット

  • フォントや色を直感的に変更できる
  • 透過する必要がない
  • オフラインでも使える

配信等でよく見かける時刻表示の方法として、Time.isというサイトをブラウザソースで表示するというものがあります。この方法の場合、見た目を整えるためにはCSSを記述したりといった手間がかかります。

今回紹介するテキストソースを使う方法では、テキストソースのプロパティをぽちぽちするだけで簡単にカスタマイズが行えます。

手順

1. テキストソースを追加する

分かりやすい名前をつけておきます。

f:id:grgrs:20210602173443p:plain

2. スクリプトをダウンロードする

テキストソースでの時刻表示には、mntoneさんが公開して下さっているスクリプトを使用します。下記の記事にGistのリンクがあるので、Gistにてダウンロードしてきます。

obsjp.hateblo.jp

3. スクリプトを追加する

OBSのメニューからツール→スクリプトと進むと、スクリプトウィンドウが表示されます。左下の+マークをクリックするとスクリプト用のフォルダが開かれるので、ダウンロードした「clock.lua」をそこへ移動させ、選択します。

Text Sourceには追加しておいたテキストソースの名前を入力します。デフォルトだと日付も表示されていますが、必要ない場合はFormatの%Y/%m/%dを削除することで時刻のみになります。

f:id:grgrs:20210602223003p:plain


4. 見た目を変更する

 テキストソースのプロパティを開き、いい感じにカスタマイズします。フォントは等幅のものを選びましょう。文字ごとに幅が違うフォントだとガタつきます。個人的にはHarlow Solid ItalicやHG教科書体なんかが良い感じでした。